
僕が高校生のころに抱いた夢
僕は古着好きが高じて、高校生のころに将来はこぢんまりとした古着屋を経営したいなあ……なんて夢を持っていました。
たしかに古着の知識はけっこうありました。ライトニングやその他古着系の雑誌は毎月一通り購読していたし、よく行くビンテージショップのオーナーからも色々と教わったりしていました。
そして、その僕が通っていた古着屋のオーナーに、「将来古着屋を開きたいんだ」という話をしたことがあるんですね。その時にオーナーから聞いた話がちょっと面白かったのでここで掲載してみようと思います。
大切なのはライン・知識・英語の3つ
ラインというのは商品を具体的にどこから仕入れるのかという仕入れのラインのこと。知識はもちろん古着についての広くて深い知識、そして現地で買い付けを行う際に必須となる英語のスキル。
そのオーナー曰く、経営の上手い下手なんてのは二の次三の次。良い品物を適正な値段で提供していれば古着屋はしっかり存続できる。その為にもいかに安く、確実に、早く仕入れられるかのラインの確保が最優先で、これがしっかりしていないと打つ手がないと言っていました。
具体的にその仕入ラインの確保はどうしているのかというと、現地で買い付けるならどこが安く買えるのか、現地に買い付けに行けない場合はどうするのか、一つに絞るのではなくいくつかの仕入先を見繕っておく。
単純にアメリカに買い付けに行っても広大なアメリカで良質且つ割安な商品を見繕うことができる場所を見つけるのが肝要であると。
それは他の古着屋のオーナーと情報交換で手に入れたりするらしいけれど、やはり本当の穴場は自分で見つけないと人からは教えてもらえないとのことでした。
知識は自分が取り扱うジャンルの商品のすべてをカバーする
僕はその時点では好きなブランドについての知識はかなりあったつもりですが、そのオーナーはもちろん自分のお店に置いてある商品のディテールすべてを語りつくせるくらいの知識を持っていました。
知識の不足によって生まれたトラブルは絶対に避けなければなりません、なので仕入先で見繕った商品を入念に精査し、日本に持って帰ってくる商品はその中でも数点だけなのです。実際にそのお店の商品点数は平均よりかなり少なめ。
自分の好きなブランドだけでは商売にならないということを強く念押されましたね。
英語も必須スキル
そしてこれができなければ話にならないというのが英語。現地には観光に行くわけではなくビジネスとして行くのです。たとえバイヤーを雇っているにしろ、現地への買い付けはオーナー自らが年に数回は必ず出向くというのがそのお店の方針。
だからこそ、英会話の勉強をしっかりして、現地で意思の疎通だけでなくもっと踏み込んだ会話ができるくらいにしたほうがいいとのことでした。
他にももちろん経営に関する基礎知識は必要だと思うのですが、そんなのはやっているうちにすぐに覚えると言われましたね。楽観的な方なんです。
古着に関する知識は一朝一夕で身に付くものではありませんからね。僕もまだいつかは古着屋やりたいなあ…なんて思っているので、その準備だけでも今から少しづつやっていこうと思います。
あと、最後に付け加えるなら「絶対に儲からないから古着のためなら黙って毎日食パン齧れるくらいに好きじゃないと割に合わない」と言われたのもここに載せておきますね。もしかしたらこれが一番大切な教えかもしれませんね……
この記事を書いた人

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